楽天銀行スーパーローン(カードローン)7/19(火)より下限金利を業界最低水準に引き下げ、ご利用限度額は800万円まで
楽天銀行のニュースリリースによると、7月19日(‘火)より楽天スーパーローン(カードローン)の借入利率と借入可能金額、10万円以内の利用残高の、返済金額の引き下げを行うとのこと。
<商品内容改定のポイント>
① 幅広いお客さまの資金ニーズにお応えするため、お借入利率(年利)※を1.9%~14.5%に改定し、ご利用限度額を800万円まで引き上げました。
楽天銀行スーパーローン(カードローン)なら、ご返済口座を楽天銀行に指定する等の条件なく、下限金利は業界最低水準です。
※お借入利率は変動金利です。適用金利は金融情勢等の変化により見直しさせていただく場合があります。② 10万円以内のご利用残高について、毎月のご返済額を引き下げました。毎月2,000円からのご返済となりますので、さらに余裕を持ってご返済いただけるようになりました。
急な出費の際にも気軽にご利用いただけます。
借入可能額が500万円から800万円にアップというのは、つい先日もアコムが行ったばかりの借入額アップと同じですね。
アコムの場合は、総量規制があるので、500万円から800万円に増えても借りれる人はいないのでは?と思うかもしれませんが、借主が一方的に有利になる条件での借り換えであれあば、総量規制は例外となるので、そういった借り換えのおまとめローンを目的とした優良な顧客の囲い込みといった意図でしょう。
銀行である楽天銀行は、もともと総量規制は規制の対象になりませんが、狙いとするところはアコムとおなじく、借り換えでもおまとめローンの顧客だと思われます。
特に800万円の場合の金利は1.9%~と住宅ローン並みの低金利であるため、借り換えの需要は多く出てきそうですね。
実際にその金利が適用になる人は極めて少ないと思われますが、当てはまる人にとっては、かなり魅力的な商品になりそうです。
返済金額の改定については、月々の最低支払いが3000円から2000円となり、より返済が楽になるのは間違いないですが、逆に返済期間が伸びることになりますので、支払う金利分は増加しますので、利便性を取るのか、金利を取るのかという話になりそうです。
ケースに合わせて賢くというのが正しいでしょうね。
なお、実際の適用金利は下記のとおり。
利用限度額 | 借入利率(年利) |
---|---|
800万円 | 1.9%~4.5% |
600万円以上800万円未満 | 3.0%~7.8% |
500万円以上600万円未満 | 4.5%~7.8% |
350万円以上500万円未満 | 4.9%~8.9% |
300万円以上350万円未満 | 4.9%~12.5% |
200万円以上300万円未満 | 6.9%~14.5% |
100万円以上200万円未満 | 9.6%~14.5% |
10万円以上100万円未満 | 14.5% |
2016年7月19日現在
消費者金融、銀行のカードローンに関わらず金利には、一般的には幅があります。
上記の表を見ればわかるとおり、楽天スーパーローンの金利が1.9%~14.5%といったところで、100万円未満の借り入れの人は、すべて14.5%となっており、前半の1.9%~は一切関係ありません。
これは、借入金額別に金利が設定されているためですので、商品ページに表記されている金利だけをみて「お得だ!」と単純に考えないことが大事です。
実際に借入される金額と、その適用金利をしっかり確認しましょう。